HFM(HotForex)は最大レバレッジが1,000倍で取引できるので、少ない証拠金でも大きなポジションを保有することが可能です。
ただし、ロットサイズを大きくすると、それに比例して損失の増え方も大きくなるため、ロスカットに関する正しい理解が必要です。
このページでは、HFM(HotForex)のロスカットに関するルールや注意点、計算方法などを詳しく解説していきます。
HFM(HotForex)のロスカットルール
HFM(HotForex)のロスカットは、以下の順番で行われます。
- 証拠金維持率が40~50%を切ると、マージンコールが発生する
- 証拠金維持率が20%を切るとロスカット(強制決済)が執行される
- 相場の急変動などでロスカットが間に合わなかった場合には、ゼロカットが執行される
証拠金維持率とは?
ポジションを保有するために必要な証拠金に対する残高の割合のこと。
(有効証拠金÷必要証拠金)x100で算出されます。
証拠金維持率が40~50%を切るとマージンコールが発生する
HFM(HotForex)では、証拠金維持率が決められた割合(マイクロ口座は40%、プレミアム口座・ゼロスプレッド口座は50%)を下回るとマージンコールが発生します。
マージンコールとは?
評価損が拡大し、証拠金維持率が低下してロスカットが近づいていることを知らせてくれるアラート機能のようなもの。海外FX会社では、50%前後でマージンコールが発生することが多いです。
マージンコール発生後も損失が増え続けるようなら、ポジションを減らしたり、追加入金するなどの対策が必要になるよ。
証拠金維持率が20%でロスカット(強制決済)が執行される
マージンコール発生後も損失が増え、証拠金維持率が20%を切るとロスカット(強制決済)が執行されます。
ロスカットとは?
証拠金維持率がHotForexの定める水準(20%)を下回った場合に、ポジションを強制決済されることをいいます。
ロスカットが間に合わなかった場合はゼロカットが執行される
HFM(HotForex)では、証拠金維持率が20%を下回った時点でロスカットされますが、相場の急変動などでロスカットが間に合わないことが考えられます。
その場合は、ゼロカットが執行されます。
ゼロカットシステムとは?
ロスカットが間に合わず、口座残高がマイナスになった場合に、マイナス分をHFM(HotForex)が補填してくれるシステム。
顧客は入金額以上の損失を負うことがないため、安心して取引できます。
HFM(HotForex)では強制ロスカットにどれくらい耐えられるのか?
次に、HFM(HotForex)の取引で損失が出た場合、どれぐらいまでのロスカットに耐えられるのかを計算してみましょう。
正確な数値を算出するためには、以下の順番で計算します。
- ロット数に対する必要証拠金の計算
- ロスカット水準の有効証拠金
- ロスカット水準まで耐えられる含み損
ロット数に対する必要証拠金の計算
まず、ロット数に対する必要証拠金を計算しましょう。
必要証拠金は、以下の計算式で算出できます。
(銘柄の価格xロット数量)÷レバレッジ=必要証拠金
USD/JPYが130円で1ロット(10万通貨)を保有した場合
(130円x100,000)÷1,000=13,000円
したがって、必要証拠金は13,000円になります。
ロスカット水準の有効証拠金
次に、ロスカットが執行される場合の有効証拠金は、以下の計算式で算出します。
有効証拠金xロスカット水準=ロスカット水準の有効証拠金
HFM(HotForex)のロスカット水準は20%なので、有効証拠金が10万円だった場合には20%の2万円を切るとロスカットされることになります。
ロスカット水準まで耐えられる含み損
最後に、ロスカット水準まで耐えられる含み損を計算しましょう。
計算式は、以下になります。
ロスカット水準の有効証拠金-必要証拠金=ロスカット水準までの含み損
【例】USD/JPYが130円の時に1ロット(10万通貨)、レバレッジ1,000倍で取引するとします。
この場合は
必要証拠金は(130円x100,000)÷1,000=13,000円
ロスカット水準の有効証拠金は、13,000円x20%=2,600円
したがって、13,000円-2,600円=11,400円の含み損を抱えた時点で、ロスカットされるということになります。
- 1,000通貨(0.01ロット)→10円
- 1万通貨(0.1ロット)→100円
- 10万通貨(1ロット)→1,000円
HFM(HotForex)のロスカットの基本知識
ここでは、HFM(HotForex)のロスカットに関する基本的な知識を解説します。
ロスカットを避けるための3つの方法
ロスカットを避けるためには、以下の3つの方法があります。
- 追加入金を行う
- 両建てを行う
- 損切りしたりポジションを減らす
上記の中では①の追加入金が最も簡単ですが、入金が反映されるまでに時間がかかると、ロスカットの回避が間に合わない可能性があります。
②の両建てについては、損失の拡大を一時的に止めることはできますが、いつかは両建てを外さなければばいけません。
両建てで時間稼ぎをする場合には、しっかりと今後の方針を考えておきましょう。
③の損切りやポジションを減らすは、一番おすすめの方法です。
ボーナスが証拠金として使えない場合がある
HFM(HotForex)では、豊富なボーナスやキャンペーンを開催していますが、ボーナスにはクッション機能がついていないものがあります。
ボーナスを受け取る際には、クッション機能の有無について調べておきましょう。
HFM(HotForex)のロスカットまとめ
最後に、HFM(HotForex)のロスカットについてまとめます。
- 証拠金維持率が40~50%でマージンコールが発生、20%を下回るとロスカットが執行される
- ロスカットが間に合わない場合はゼロカットされるが、残高がマイナスになった分はHFM(HotForex)が補填してくれる
- ボーナスは証拠金に使えないものがあるので、クッション機能の有無について調べておく